ズッキーニの保存できる期間はどれくらいなの?
夏の旬のお野菜だから、収穫時期には採れすぎて困るのよね。
栄養満点のズッキーニだから、冷蔵・冷凍など適切な保存方法で、長い期間味わいたいものです。
ラタトゥイユなどの、西洋料理の食材としておなじみのズッキーニ。
キュウリに外見は似ていますが、実はカボチャの仲間なのですよ。
このズッキーニは、新鮮なうちに食べてしまわないと、だんだん実がスカスカになり美味しくなくなってしまいます。
これは、実が成長すると繊維質が増えてくることによるものなんです。
そのため、少しでもズッキーニを長持ちさせて、美味しく様々な料理に利用するには、保存方法を工夫する必要があります。
そこで、
・常温での保存
・冷蔵庫での保存
・冷凍での保存
について方法や期間のポイントをまとめてみました。
常温・冷蔵庫での保存方法
ズッキーニは涼しくて風通しのよいところを好みます。
常温で保存する場合は、ラップや新聞紙で1本づつしっかりくるんで、冷暗所で保存しましょう。
このような方法にするのはズッキーニの水分を逃さないためです。
乾燥しやすいお野菜なので気遣ってあげることが必要ですよ。
常温での保存期間は1週間ほどです。
※ただし、環境(保湿状態)により2週間くらい十分保つ場合もありますよ。
なお、カットして残ったものは、切り口にしっかりとラップをかけて冷蔵庫で保存します。
とは言えあまりに温度が低いのも、傷みが早くなってしまいます。
なので、ズッキーニは必ず野菜室で保存するようにしましょうね。
カットし冷蔵庫での保存期間は4~5日と考えてください。
カットしていないズッキーニも冷蔵保存できます。
この場合も常温と同じように新聞紙でくるむと長持ちします。
と言っても、保存期間はよく保って1週間ほどです。
つまり、ズッキーニの保存は冷蔵より常温の方が期間が長くて向いてるんですよ。
他のお野菜と比べると意外でしたね。
冷凍保存の方法
冷凍保存の場合は「カレーや煮込みに使う」ことを前提に、あらかじめ処理をします。
ズッキーニを5mmほどの輪切りや角切りにし、レンジで固めに仕上がるよう加熱します。
それをトレイなどにお互いがくっつくことのないように並べて冷凍します。
凍ったら保存袋に入れて冷凍保存します。
調理の時には凍ったズッキーニをそのまま使えるのでとても便利ですよ。
冷凍での保存期間は2週間ほどです。
お野菜の長期保存方法(数ヶ月)には冷凍!
ってよく言われますが、ズッキーニはこの理論は通用しないようですね。
美味しい冷凍保存の方法
ズッキーニは、油と大変相性の良い野菜です。
以下の方法で軽く調理をしてから保存すると、美味しくいただけますよ。
- 5mmほどの輪切りにしたズッキーニを、サラダ油やオリーブ油で焼きます。
- 焼き加減は、両面に焼き色がつく程度。
- これに軽く塩を振り、冷ましてからトレイに並べて冷凍。
- ズッキーニが完全に凍ったら「冷凍保存の方法」と同じように、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
こちらも保存期間は2週間ほどです。
このままピザのトッピングにしたり、パスタの具にしたりと、いろいろ楽しめますよ。
あとがき
夏が旬のお野菜、ズッキーニの保存方法と保存期間について書きました。
いかがでしたでしょうか
保存できる期間をまとめると
- 常温なら—1~2週間
新聞紙に包み冷暗所 - カット済で冷蔵なら—4、5日
ラップ、またはジップパック - 1本そのまま冷蔵なら—長くて1週間
新聞紙に包み冷暗所 - 冷凍なら—2週間
長期保存用に下ごしらえ済
って、なります。
冷蔵より、常温の方が長く保てる
また、冷凍しても長期保存はできないんだ!
って意外でしたね
各保存方法の詳細は記事を振り返ってみてください。
我が家は畑で栽培してるので、旬の期間に全然珍しくないズッキーニです。
そうでない家庭ではまだまだ、食卓にのる機会の少ない感のある夏野菜のようですね。
長期間保存できないズッキーニですが、こうして上手に保存するとお料理のレパートリーも広がりそうです。
味もあっさりしているので、他の具材ともどんどん組み合わせてみましょう。
最後まで美味しくいただくというのもとても大事なことですので、これらの保存方法をどうぞお試しくださいね。
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