キッチンでの保存で固まった砂糖を
さらさらにする方法はテレビなどでよく紹介されてますね。
なかなかいい知恵で「なるほど!」って感心しちゃいます。
でも
砂糖を保存する上で固まらなければ、そんな方法を使う必要もありませんね。
今日は「砂糖をさらさらのまま保存する方法」を紹介していきますね。
固まる原因は
先日、砂糖が固まってしまう原因とさらさらにする方法4つを紹介しました。
興味ある方はこちらも参照してください。
砂糖が固まってしまう理由は
- 湿気が移ってしまうと表面が蜜状になる
- その状態で、乾燥するとカチカチに固まってしまう
ってことでしたね。
「湿気と乾燥」が大きな原因なんです!
なので
砂糖をさらさらに保存維持するコツは
・湿度を一定に保つ
ということが重要になります。
開封前は固まっていないのはなぜ?
砂糖ってもともとお互いがくっつきやすい性質を持っています。
けど
私らがよくスーパーなどで購入する砂糖って固まっていませんよね。
このビニール袋に入ってるやつです!
コレには市販の食品によく入ってる乾燥剤も入ってません!
(乾燥剤を入れると返って固まり易くなるからです)
また
このビニール袋に固まらない秘密があるってわけでもありません!
実は砂糖の製造工程の最後に糖蜜を吹きかけて仕上げてるから固まらないんです。
糖蜜によって袋内の状態が保たれ、さらさらのまま販売されてるって訳なんですよ。
で
袋を開けて保存を始めると
糖蜜が多くの湿気にさらされ、また乾燥されて機能を失い固まってしまうって訳なんです。
固まらせないための予防策!
◆まず、保存する容器について
砂糖を購入した時の袋のまま保存って方もいますよね。
袋のままで保存するのは中に湿気を通してしまいます。
コレでさらさらなんてとんでもない、全然無理です。
チャック付きのビニール袋が最近が多くあります。
通気性はかなり減りますが、保存器としてやはりあまり良くありません!
密封したプラスチックの容器に砂糖を移し替えておくほうが一番安心ですよ。
でも、
こうしていても固まった状態になっちゃいます。
そこで秘策!
新しい砂糖を入れた容器に意外なものを入れておくと、最後までサラサラのまま保存できて使える方法があります。
砂糖が固まらず最後までサラサラに使える方法
ズバリ入れるのは顆粒状砂糖(かりゅうじょうさとう)です。
やり方はこのようになります。
・新しい上白糖:1袋
・ヨーグルトの中に入っている顆粒状砂糖
(スーパーに売っている物でもOK!)
- 砂糖を容器に入れていきます
- 顆粒状砂糖を入れます
割合は上白糖(300g) 5:1 ヨーグルトの砂糖(60g4袋分) - よくかき混ぜる
後は普通に台所で使うだけです。
裏ワザの砂糖と普通の砂糖を2週間使いながら試してみて下さい。
顆粒状砂糖は水分を入れやすく離しやすい性質をもっています。
上白糖は水分を吸うと固まりやすいのに比べ、顆粒状砂糖は水分を吸収しやすいがスグに手放します。
- 台所の湿気が上がると水分はまっさきに顆粒状砂糖に吸収されます
- 台所の温度が下がるとパッと水分を手放して放出してくれます。
顆粒状砂糖が水分をリレーするように放出してくれるんですね。
これで、砂糖の保存容器内の湿度が一定に保たれ、さらさらで保存できると言うわけです。
あとがき
砂糖をさらさらのまま保存する方法について書きました。
いかがでしたでしょうか。
日頃生活していても
目に見えない湿気対策に顆粒状砂糖は役に立ってくれますよ。
砂糖が固まってから対策を練るのもいいですが
普段からさらさらで保存されてる方がずーっといいですよ。
あなたのキッチンでも顆粒状砂糖を使ったさらさら保存方法を試してみてください。
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