子どもが好きなお弁当のおかずのひとつに、卵焼きがあります。
運動会のような特別なイベントの時にも必ず用意したいですね。
ところでこの卵焼き
果たして食べる前日に作り置いても大丈夫なものなのでしょうか?
「いたむ、いなまない」
「不味くなる、美味しくなる」
なんて、心配も出てきます。
でも、
特に小学校の運動会では色々なおかずをお弁当に詰めたいら、前もって準備したいですよね。
なので今日は
「卵焼きを運動会の前日に作って、安全においしく保存する方法」
について書いていきますので、一緒に考えてみましょう。
冷蔵庫での保存ってOK?
お弁当に入れる卵焼きを前日作っても、
冷蔵庫に入れておけば大丈夫なのでは?
と思う人は多いかもしれませんね。
現にレシピのサイトなどを閲覧しても
「前日に卵焼きを作ったら冷まして冷蔵庫に→当日詰める」
と記されているものをよく目にします。
しかし、
卵は加熱調理をするとその時点から細菌の繁殖が始まるので、冷蔵庫での保管は「絶対に安全」とは言い切れないのですよ。
特に運動会では屋外で家族や友だちと一緒にお弁当を囲む所が多いですね。
なので
保管場所の「気温」も気になるところです。
また、
食中毒は体力や抵抗力が落ちている時や、幼児やお年寄りなどが罹りやすいものです。
小学校の運動会の場合は家族みんなで子どもの運動会を応援しに行きますね。
そんな場合は
なおさら「卵焼きの冷蔵庫での保存」は避けた方が無難ですよ。
前日になら冷凍保存で!
「前日に作った卵焼きの冷蔵庫での保存」は安全とは言い切れないことが解りました。
では、
翌日の運動会までどのように保存すればよいのか?
と言うと!
冷凍庫で保存する方がより安心なんです。
でも
冷凍保存って不味くなるのでは!?
せっかく作った運動会のお弁当
それも子供が大好きな卵焼きが不味くなるのは困りますね。
そんな心配はちょっとした工夫で解決できるんです。
運動会の当日においしく食べる、作る段階でいくつかポイントがあるので紹介しますね。
- 前日に卵焼きはよく火を通して焼き上げること
(「出汁巻き卵」は水分が多いのでNG) - 焼きあがった卵焼きはお弁当に詰める大きさに切り分けておく。
- よく冷ましてから、ひとつひとつにラップを掛けて冷凍する。
- 運動会の当日は卵焼きを解凍せずにラップを外し、そのままお弁当箱に詰めます。
私は冷凍した卵焼きは解凍してお弁当に詰めるってイメージがありました。
でも、
冷凍した卵焼きをレンジなどで急速に解凍すると
↓
美味しくなくなる
なんてなるんですよね。
冷凍のままお弁当に詰めると
↓
食べる頃には自然解凍されている
という訳になります。
そして
自然解凍すれば食感も味も変わることがなく、おいしく食べることができますよ。
冷凍卵焼きを美味しくする方法
解凍した冷凍卵焼きって当日に作った卵焼きと全く同じかって言うと
少しは固いし、ふんわり感も少ないです。
前日に作ったんだから、多少のことは仕方ないですよね。
とも、考えますが
一手間かけると、やわらかくふわっとした食感にする方法があるので紹介しますね。
それは、
卵液の段階でマヨネーズと砂糖を混ぜ込むこと。
マヨネーズの中には乳化した植物油が含まれています。
実はこれが卵に混ざることで冷めた時に卵焼きが固くなるのをを防ぐことができるのですよ。
ただし、
卵以外の調味料はあらかじめしっかり合わせておいてから卵液に混ぜましょう。
そして半熟に仕上げるのではなく、中まできちんと焼くことが大切です。
お弁当で心配なことは、何と言っても食中毒
「しっかり火を通す」ことと、味を塩や砂糖などで濃い目につけることも大切ですよ。
あとがき
運動会のお弁当って前日に卵焼きを作っても大丈夫!?
ってことについて書きました。
いかがでしたでしょうか。
前日に作った卵焼きの保存は
冷蔵より冷凍が安全ってことでしたね。
また、自然解凍するとで食感が変わらず美味しく頂けます。
出来れば運動会のお弁当の卵焼きは当日作るに越したことはないのです。
ですが、このような方法を使えば前日の準備も可能です。
他のおかず作りも頑張って、運動会の日にぜひ楽しいお弁当を作ってあげてくださいね!
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