読書感想文の書き方で小学生のコツ※親が教えるポイント

読書感想文て書き方はどうすればいいの?
小学生の夏休みの宿題が進まないのを見ると、親としてコツを教えてあげたいって気持ちにもなりますね。

読書感想文 書き方 小学生 コツ

小学校の夏休みの恒例、読書感想文って昔からあります。

本が好きな子にとっては特別な事ではありませんが、自発的に本を読まない子にとっては何がなんでも本に接する貴重な機会です。

宿題だからといって身構え、義務感に縛られるのはもったいない!

こどもの得意な事を探すきっかけ作りくらいに考え、親も協力して可能性を広げてあげましょう。

今日は小学生の読書感想文の書き方のコツ
・本の選び方
・本の外見も感想にする
・悪い面も感想にしよう

など、親が教えるコツのポイントについて書いていきますので、一緒に考えましょう。

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どうやって本を選んでいますか?

読書感想文の書き方のコツは、まず本の選び方から始まります。

本が好きではない子の場合、とにかく短い物語を探して選んでいませんか?

親としては
『家の子、本を読むのが苦手だから
早く読めるように薄い本が良いのでは』

と考えて本屋や図書館などで

「こっちにしとき!

って無理やり押し付けたりしてはいませんか?

・何がなんでも読まなければいけない
・小学生の息子(娘)の負担を軽く

など考えてなるべく短いものを!

との事でしょうが、実はこれではスタートから小学生の子供はつまらなくなってしまうのです。

コレでは書き方のコツを掴むどころではありません!

読書感想文は本を読んだ感想を書くものなので、勿論読むことが前提ですね。

読書感想文の書き方で小学生のコツ 選び方

でもよく考えてみてください。

大人で本が好きな人でも興味の薄い本を手に取って始めから終わりまで全部読んだら、頭に入らなかったり、文字は目で追えていても味わえなかったりしませんか?

また
大人が本を読む場合まず目次に目を通し、興味のある項目から読んだりしませんか?
場合によっては読まないままになる項目だってあるはずです。

小学生の場合は尚更です。

よく、あらすじかあとがきだけ読んで、内容を知っている事をアピールしようとする文章を書く。

なんて読書感想文の書き方をする子がいます。

一見コツを掴んでいて要領よくやってますが、それは本当の目的ではないのですよね…。

おまけになかなか労力のいる作業です。

集中してしっかり読め、尚且つ感想がわいてくればベストですが、なかなかそうはいきません。

ではどうやって本を選べば良いか、選び方のコツはと言うと

本の装丁でも題名でもいいんです、厚くても薄くても構いません。
ぱっとみて少しでも一つでも興味をひかれる書物を探しましょう。

小学生が自分が気に入った本を選ぶ!

コレが書き方の1つ目のコツになります。

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どうやって書く?

さあ、本を手に取りました。

装丁や題名にひかれて何とか読み始めたものの、漢字が多くて読み進まなかったりします。

しかし小学生のエネルギーって凄いのです。

題名にひかれたのであれば、題名がどう関係するのかが知りたくて読みます。

「家の子、本が嫌いじゃなかったの?」
って、親が見なおしてしまったりすることもあるんですよ!

装丁が気になったのであれば、そのイメージの話なのかな?
と考えながら読むことになってしまうんです。

“気になる”→“確かめる”の作業が出来ただけで感想は書けるのです。

例えばこんな書き方のコツで読書感想文が書けます。

図書室でこの本を選んだのは、ボロボロだったからです。

ボロボロということは沢山の人が読んだからだと思い、私も読んでみようと思いました。

”から始まり“でも、思ったほど面白くありませんでした。

読書感想文ってこれでも構わないのです。

文字通り本を読んだ感想になっているのですから。

実際ここまで渋い内容になるのは稀ですね。
小学生は小学生なりの書き方になります。

書き方のコツ2つ目
本の見た目のイメージ、選んだ理由も感想にする

とにかく主観を大切に

あなたは小学生の頃、どんな読書感想文の書き方をしてましたか?

私は書き方のコツが掴めてなくて大変でこんな感じでしたよ。

・主人公の良い所を書く
・ストーリー中で感動した場面を書く
・この本の自分に与える良い影響
など

本の読み直しながら、良い面を探し探し書いてました。

そして、良い所が見つからなかったら

感想文の手が止まる
  ↓
書くのをヤメル
  ↓
やらなきゃならなので別の本を読み始める

結果
・感動しない本だった
・自分にとって良くなかった
・選択を間違えた

なんて、よくなってました。

良いこと書こう、感動したこと書こう

なんて、書き方をするから読書感想文って大変なんですね。

小学生時のクラスのみんなもそんな書き方をしてたように思います。

でも
大人になった今も「感動しない、何書いていたのか解らない」って本ありますよね。

感動しない映画だってあります!

・主人公がなかなか出てこないとか
・題名はどう関係あったのかとか
・明るい話だと思ったら意外と重かったとか
・作者の言い回しがお婆ちゃんに似てるなとか

などなど、何でも構いません。

何か面白い事を期待して起きなかった事を残念に感じるのも立派な感想です。

小学生の読書感想文て言うと、親はついついポジティブで前向きに思える良い感想文を期待してしまいます。

でも、そんなのでなくていいんですよ!

読書感想文の書き方で小学生のコツ

・マイナスの感情も感想
・全体に対する感想だけでなく、細部の単語や文脈に何を感じたかも感想

これらを忘れなければ、読書感想文を書くのが楽になるはずですよ。

小学生が読書感想文に悩むのは当たり前のこと

最後の書き方のコツはは
良い面、感動したことばかりでなく、面白くなかったこと、悪く思ったことも書いていい

コレを教えてあげましょう。

分厚い本を選んでしまって読みきれなかったら、
「なんで読めなかったのか」そのこと自体も感想にしちゃいましょう。

あとがき

読書感想文で小学生の書き方のコツ、親が教えるポイント
について書きました。

いかがでしたでしょうか。

読書感想文の書き方のコツまとめ

  • 子供が自分で興味を持った本を選ぶ
  • 本の見た目のイメージ、選んだ理由も感想になる
  • 感動=感想ではない
    面白く無かった事、読みにくかったこと
    良かった面以外も感想にする

小学生が本を読むこと自体をなかなか好きにならなくてもいいんです。

自分で選ぶこと、結果がどうあれ自分で確かめたという経験が残ります。

いずれにしてもこなさなければならない読書感想文
親が書き方のコツを教えてあげるはいいことですよ。

小学生時代の良い思い出になるようにしましょう。

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