「何だかかゆいな…」
と思ってその場所を見ると、ぷっくりと蚊に刺された跡が!
すぐには治まらないかゆみなので、とても辛いですし、イライラのもとにもなります。
あんなに小さい虫なのに、なぜあのように腫れて、しかもかゆいのでしょうか。
「どんな理由があって蚊はさすのかなぁ」
生まれてから長く付き合ってるのに、あまりヤツのこと知らないものですね。
今日は刺されるとかゆい蚊について
・人間を刺す理由は
・痒みが発生する理由は
・刺されたらどうする?
・予防対策は
など理由とや対処法などを紹介していきます。
刺されるとかゆい理由
夏の天敵、蚊!
人間の皮膚をさすから、膨れ上がって痒くて嫌いなんです!
刺さなちゃ!蝶やトンボのように飛んでいても、害がないので嫌にならないですよね。
まずはなんで人間を刺すのか!?
って理由を考えていきましょう。
私はずーと蚊の主食は人間の血だと思っていました。
でも奴らの普段の主食では、草の汁や花の蜜を吸ってるんですよ。
それが繁殖時期を迎えると、メスは卵巣を発達させるためにたんぱく質を摂る必要が出てきます。
そこで、摂取先として目をつけられたのが動物の血液って訳なんです。
人間などの血には栄養素が沢山あり、たんぱく質も含まれていて、蚊に限らずアブやダニ・ヒルなども、それを吸うために刺すわけなんですよ。
従って「吸血する蚊」はメスのみで、オスは動物を刺すことはありません。
人間を刺す理由は、子孫繁栄の為の不可欠な行為ってことだったんですね。
じゃ、血がほしいなら勝手に吸えばいいじゃん!
なんで腫れさせてかゆい思いをさせるの?
とも思いますよね。
確かに勝手に吸われていたら気に咎めることもありません!
もしかしたら、気づかない内に吸ってる昆虫もいるかもしれませんね。
刺されるとかゆい理由を考えます。
★まず、蚊が血を吸う手順- 動物の体温や吐き出される二酸化炭素、分泌されている代謝物の匂いを頼りに吸うターゲットを見つける。
- 長いストロー状の針を表皮に刺す。
- 血を吸う前に、血液が固まるのを防ぐため凝固防止剤をになる唾液を注入する。
- 血液を吸うと共に注入した唾液を回収する。
かゆいって現象が起きる原因は注入される唾液です。
この唾液が人間のアレルギー反応を引き起こし、刺された場所が腫れたり、かゆくなる理由になるんですよ。
でも、
上記の手順では回収もしてますね。
全部吸いきってくれたら、かゆいってこともなくなりますよね。
実は吸いきれなかったり、回収を放棄する場合がよくあって、皮膚に残るんです。
刺された時に気がついて、叩こうとしたり、追い払ったりすることもそれに当たりますね。
試したことはないですが
最後まで吸わせれば、かゆいってことはなくなるのかも知れませんね!
「かゆくてもかいちゃダメ!」と言われるのは?
刺されてかゆいのは我慢しがたいものがありますが、やはりかいてはいけない理由があるんですよ。
それは患部をかくことによって、皮膚が傷つき、細菌が入りやすくなるからです。
実際に細菌が傷口から入ると皮膚炎を起こして、痛みを伴ったり腫れがひどくなったりと、思わぬトラブルで病院へいくこともあります。
もし「かゆい」って感じたら、なるべく早く虫刺され用の薬を塗りましょう。
薬がなければ、
・絆創膏などのテープで患部を覆って外気の刺激を遮断する
ことが、かゆみを抑える有効な手段となります。
また、
もし蚊が血を吸っている状況を見つけたら、叩くのではなく弾くようにしましょう。
上から叩き潰すことは唾液が体内に入ること促進してしまいます。
弾くのは体内に入るのをその時点で止められますね。
でも、もう一回刺しに来ることもあるので防御も忘れずに!
蚊を避けるために出来ること
以下のことに気をつけると、蚊の被害をある程度防ぐことが出来ます。
- 夜明けと夕方は外出することをなるべく避ける。
理由:蚊の活動が活発になる時間帯だから - 明るい色の服を着る。
理由:蚊は暗い色を好みます。 - 足の汗の匂いを好むので、サンダル履きではなく靴を履く。
- 発汗時は特に蚊が寄ってくる。
- 飲酒の直後は注意する。
先に蚊が刺す行動についてこのように書きました。
足の臭い、発汗時の臭い、アルコール分解で発生する二酸化炭素は絶好のターゲットになりますよ。
また、大人よりも子どもの方が体温が高い分、蚊が近寄りやすい傾向があります。
あとがき
蚊に刺されるとかゆい理由について書きました。
いかがでしたでしょうか
なるべく刺されないようにすることが大切です!
蚊はかゆいだけではなく、最近話題に上っているデング熱などの病気を媒介します。
熱帯や亜熱帯ではマラリアなどの重篤な病気を招くことが知られていますね。
それらの蚊は今は日本にいないとされますが、地球温暖化の影響で日本の平均気温も上がっているので、全く安全とは言い切れません。
そのため、なるべく蚊に刺されないように工夫をし、刺されたらすぐに対処することは身を守るとも言えるでしょう。
蚊に刺されることを甘く見ない姿勢が大切ですよ。
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