唐揚げは子どもから大人まで、みんなが大好きなお弁当のおかずですね。
もちろん運動会のお弁当にも喜ばれること請け合いです。
でも、
運動会の当日に揚げるのはちょっと面倒だなと思う人も多いでしょう。
では前日に作って当日はお弁当箱に詰めるだけ、というのは果たしてアリなのでしょうか。
今日は運動会のお弁当で前日に唐揚げを作る事について
・メリット
・デメリット
・さらに美味しくする方法
などについて書いていきますので、一緒に考えてみましょう。
大変だけど、揚げるのは当日で!
小学校の運動会ともなると、家族で応援!
パパ・ママはもちろん、おばあちゃんにおじいちゃんや妹弟もくりだし、お昼はみんなでお弁当を囲むってことになりますね。
その分、おべんとうは大人数分で内容も豪華になります。
そんな大家族にならなくても、作るママは朝早くから大変なものです。
なので、
前日夜に作れる物は準備してしたい、特に面倒な唐揚げなど揚げ物は調理を済ませておきたいものですね。
しかし
揚げ物を前日に作るにはデメリットがあるんですよ。
唐揚げなどは作ってから時間が経つと
・風味がかなり落ちる
なんてことになり美味しくなくなるものです。
結論を言うと
唐揚げは運動会の当日に揚げたほうが良い
ということになります。
「それじゃ~
朝のお弁当作りが大変!」
って、ちょっと落胆されたかもしれませんね。
もちろん運動会の当日、肉に下味をつけて揚げて…では大変です。
ですが、前日に揚げなければいいので
(揚げる道具の準備もしておく)
↓
・当日は揚げるだけ
ってしておけば、大幅に時間が節約できますね。
でもね
この手順を踏むことはとても良いメリットもあるのですよ。
実は、前日の仕込みは最もおいしい唐揚げを作ることができるのです。
運動会のお弁当だけでなく、普段のおかずにもおすすめの方法なのですよ。
そのポイントについて、次の項目で紹介しますね。
おいしい唐揚げを作るためのポイント
唐揚げと言えば、鶏の唐揚げ!
これが最も一般的ですので、ここでは鶏肉で説明しますね。
■お弁当、前日の下ごしらえ
- ファスナー付きの保存用ビニール袋(ジップロックなど)を用意
- カットした鶏肉(もも肉)とに調味料を入れ、やさしくもみこみむ ※1
- 冷蔵庫に入れて一晩置けばOK
この下味付けの時間は一晩が目安です。
それ以上長く調味料に漬け込んでしまうと、肉がしょっぱくなる上に、肉から水分が抜けて揚げた時にパサパサになってしまいます。
そして翌日、片栗粉をまぶして揚げます。
油分が気になるようでしたら、トースターでカリッと焼いてもOKですよ。
注意点は肉の中までしっかりと火を通すことです。
特に鶏肉は生っぽいと食中毒の原因となりますので、しっかり確認しながら加熱してくださいね。
※1.調味料、他
・酒・・大さじ2
・マヨネーズ・・大さじ1
・すりおろしニンニク・・大さじ1
・すりおろし生姜・・大さじ1
・醤油・・小さじ1
・ごま油・・小さじ1
鶏肉はカット後に塩コショウをまぶす。
いつもお弁当の唐揚げに使用されてるママの味の調味料でも十分ですよ。
食べる子供が好む味付けを選んでください。
味に変化をつけてみよう
さて、運動会という特別な日ですから、お弁当の唐揚げもいつもと違う感じにしたい人もいるでしょう。
こんなアイディアはいかがでしょうか。
- 仕込みの調味料に青のりやごまを混ぜて、変化をつける。
- 片栗粉ではなく、コーンスターチや上新粉をつけて揚げる。
(片栗粉よりもカリッと仕上がります)
なお、運動会って言うと晴れたお天気の日で暑い時でもありますね。
こんな時はお弁当の食中毒が心配にもなります。
予防には下味を少し強めにつける(濃いめ)がオススメ!
濃い味は冷めた唐揚げが美味しくなる効果もありますが、塩分が雑菌の繁殖を防いでくれるって役目もあるのですよ。
こんな状態の時は食べないで
さて、気をつけても、気温が高いところにお弁当を置くような環境では、唐揚げに異変が生じることがあります。
例えば
・ぬめりがる
・酸っぱい匂いがする
ような変化です。
これらは細菌が繁殖した証拠ですので、もし口にしたら食中毒の危険があります。
このような状態の時は決して食べずに処分してください!
あとがき
運動会のお弁当・前日に唐揚げを作るのはアリ?
ってことについて書きました。
いかがでしたでしょうか。
まとめると
・前日に揚げるのはNG
(美味しくなくなる)
・前日に下ごしらえはOK
(当日より美味しくなる)
って、ことでした。
運動会のお弁当って、いろいろ配慮しなければならないことがあります。
でも、ママの手作りお料理!
おいしいお弁当はみんなを笑顔にするものですよ。
子どもの笑顔を楽しみにしつつ、頑張って作りましょう。
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