赤ちゃんの健やかな成長を願う人生初のお祝い行事であるお七夜
あっという間に来てしまいます。
産後あまりにも慌ただしい為
・やり方を考えているうちに過ぎてしまったり
・簡単に済ませたり
・産後一ヶ月のお宮参りと合わせてのお祝いにしたり
なんて人も増えていますが、前以て準備しておくというのも一つの方法ですよ。
今日はその「お七夜のお祝い行事のやり方」について
書いていきますので、一緒に考えてみましょう。
日数の数え方
まずは
お七夜のお祝い行事をいつすればよいのか!?
日数の数え方について考えていきます。
お七夜の数え方は正確には、生まれた日を0日として7日目の夜です。
例えば
7月4日生まれの時は7月11日がお七夜になります。
難しく考えることはありません!
月をまたがない限り7を加算(4+7=11)すれば済むんですよ!
また、月をまたぐ場合もカレンダーを見れば一目瞭然です!
生まれた日が土曜日なら次の土曜日と考えれば簡単ですね。
こんな一般的なカレンダーなら下の日になりますね。
昔はお七夜のお祝いを7日目ぴったりにしていたでしょうね。
でも
それは産院などなく自宅で産婆さんのお世話で生んでいたから、そのようなやり方になったのかもしれません。
現在では出産を終えて一週間前後で産院を退院となることが多く
母体や新生児の状況によりもう少し長く入院してる時もありますね。
なので
ぴったりの日付でなくても、退院のお祝いも兼ねて大体1・2週間後にお七夜の行事をする人が増えていますよ。
どこで、誰を呼ぶ?
お七夜のお祝い行事をするにあたり、参加を呼びかける人は基本身内です。
”身内!?”
この定義って曖昧で難しいですね。
このような範囲にしてみてはいかがですか?
- 同居家族は両親、兄弟、祖父母のすべて
- 別居の両親は遠方であっても声掛けはする
- 別居の兄弟、親しく付き合ってる場合
- 近隣の親族、親しく付き合ってる場合
また
家族ぐるみのお付き合いをしてる友人がいれば行事に呼んでもいいと考えます。
ただ
産後の体調に重点をおき考えましょう。
体調が戻ってないのに多くの方に参加してもらうと、気遣うことも多く疲れてしまいます。
状況によりお誘いを少なくする。
開催を遅らすっていうのもいいですよ!
また、参加者には産後の貴女が頼れる母親や姉妹を呼びましょう。
親友でも構いません
お七夜のイベント中に貴女を気にかけてくれる方が必要ですよ。
■お七夜行事を行う場所
新生児の経過やママの調子が良ければ
・退院する日にお七夜のお祝いする事を伝えお店を予約
・家族や呼びたい人と一緒に食事をする
というやり方が意外と楽でスムーズです。
退院後外食はちょっと…
という状態であれば
里帰り先等の産院から出て帰る家でお祝いするってやり方が安心ですよ。
お料理についてはお家の人と相談しておきましょう。
里帰りをしていない場合は自分達夫婦の帰る家で行うのがいいです。
お祖父ちゃんお祖母ちゃん達を呼び、お料理は仕出し等を頼んだり、貴女自身が食べたいもの出前を頼むのもありです。
自宅なんですから、気兼ね無くゆっくり好きなようにお祝い行事をしましょうね。
ただ
自分で長時間キッチンに立つ等の無理はしないようにしてくださいね。
また、特に誰も呼ばず夫婦だけで赤ちゃんの命名式をし、こじんまりとお七夜とするのでも構いません。
大掛かりな行事を考えてプレッシャーになるよりは、無理のない範囲でお祝いしましょうね。
お料理は縁起物を?
お七夜のお祝膳に相応しいのは、
お赤飯に尾頭付きの鯛
あとはそれに合うものです。
慶びを表して昆布など、お正月の御節料理に似ていたりしますね。
他には、お鮨やケーキなどもお祝いらしくて素敵ですよ。
実際に食べるのは赤ちゃんではないので、ママを中心とした家族が食べたいものを選びましょう。
先に書いた鯛など縁起物の行事食は一つあればいいですよ。
命名書の書き方
さて、一番大切な命名のやり方についてです。
夫婦だけで簡単にお七夜の行事を済ます場合でも、こんな手順でしっかり行いましょう
- 命名書に赤ちゃんの生年月日と名前を書く
- 神棚や床の間に飾る
- 神棚がなければベビーベッドの枕元や壁に飾る
コレが簡単な基本のやり方ですね。
命名書の正式な書き方は
- 命名書の紙は三つ折の奉書紙
- こどもの名前をメインに生年月日、両親の名前を記入する
ってなりますが、書式や紙の枚数などは地域や家によって異なりますね。
略式では、
- 一枚の半紙に縦書き
- 夫婦の姓、名、“長男”などの間柄をまず書く
- 真ん中に“命名”と書く
- その下に子供の名前
- 最後左側に“平成○年○月○日生”と記入する
方法があります。
奉書紙は文房具屋さんやネットでも購入可能です。
その他の命名用紙はベビー用品専門店で販売もされています。
また、無料でネットでダウンロードする事も出来ますよ。
これらは書式が決まっていて、書き込むだけになっているので簡単で安心ですね。
命名書は役所に名前の届け出やお宮参りの時期くらいまで飾ります。
その後は臍の緒などと一緒に保管するのが良いですよ。
あとがき
お七夜のお祝い行事のやり方について書きました。
いかがでしたでしょうか
昔は子どもが生まれてから何事もなくお七夜が迎えられる事が、当たり前ではありませんでした。
それだけに
お七夜は新生児にとっても、母親にとても重要なのお祝い行事だったんでしょうね。
現在でも、
母子ともに特に大切にしなければならない周産期をようやく過ぎた時がお七夜です。
自分達がどのようにしたいか考えた上で、無理のないやり方でお祝い行事が出来ると良いですね。
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