バーベーキューは炭火で肉を焼くからおいしい
でも、食事後の炭の後始末って面倒なんですよね!
夏と言えばバーベキューの季節です。
友人や家族と一緒に自然の中で過ごす時間と食べる料理とは最高ですよね。
お庭が広くて自宅でバーベキューが出来る方もですが、ビーチや広場でバーベキューをされる場合の炭の後始末はどうされてますか?
後片付けの中でも炭の火の後処理はとても重要なことです。
しっかりしておかないと火事なんてこともありますよ!
楽しい思い出づくりが、悲惨な結果にならないようにバーベキュー後の炭の後始末には注意しましょうね。
今日は
・炭火の消し方
・灰、炭を捨てるには
・残った木炭の保存方法
など、後始末について書いていきますので、一緒に考えていきましょう。
終了後の炭の消し方
バーベキューの炭の後始末、1番目は食事後の消し方です
初めて自分で主催するバーベキューパーティーなら、しっかりと後始末の手段を覚えておきましょう。
バーベキューの後の炭の消し方を間違えると後片付けが大変な事になりますよ。
絶対ダメなのは水をかけること!
消火には水って思っちゃいますよね。
私、昔やっちゃいました。
早く消して帰りたいと考えて、熱いグリルに水を掛けてしまうと
灰が舞い上がり周りが一面(人も食器も何もかも)が汚れて掃除が一層大変なことになります。
また、火傷の危険あり、グリルが歪む原因にもなりますよ。
よほどの緊急事態(ホントに火事になりそう)でもない限り、水をかけてはいけません!
バーベキュー終了後の炭の後始末の方法はいくつかありますので参考にして下さい。
- バケツに水を張り、炭を一つずつトングや火ばさみを使ってしっかりと水に浸しましょう。
燃えている炭は簡単には消えてくれません。- 外は消えているようでも、中はまだ燃えていることがあるので必ず30分位は付けておいた方が良いですよ。
- 出来ることならグリルに入れる炭の量を加減して時間があれば、火が消えるまで待つのが一番安心です。
- しっかりと炭の火を消し残り炭も持ち帰ることができる「火消し壺」も有効です。
ホームセンターやキャンプ用品売り場などで販売しています。- 火を消すには、酸素供給を止めて消化する作業が必要です。
火消し壷はその役割をはたしてくれ消し炭を次回に再利用するまでの保管容器にもなります
- 火を消すには、酸素供給を止めて消化する作業が必要です。
- 自宅に七輪があるなら消壷(火消し壷)代わりに使えますよ。
- 送風口の扉を完全に閉めます。
空気が入らないようにアルミホイルで上部を閉じて、フライパンなどで押さえ込んでしまいましょう。 - 1時間もすれば火は完全に消火するので冷ましてから持ち帰ることができます。
- 物が燃えるには・燃えるもの・熱・酸素が必要です。
- その酸素を取り上げてしまえば燃えている炭でもきれいに消火することができます。
- 水をかけて熱を奪うよりも、酸素を奪ったほうが消火した炭はそのまま次のバーベキューでも利用できるので試してみましょう。
- 送風口の扉を完全に閉めます。
この他のにも火消壺が用意できない時は、お菓子などの空き缶などを準備していき代用できますが、 缶が非常に熱くなるので触らないように注意して下さい。
燃えてる火が消えてから入れた方が良いです。
・残り火が心配な事と
燃えカスの炭を持ち帰るのにも役に立ちます。
・消えるまで放置がベスト
・小量なら火消し壺に入れ持ち帰る
炭の捨て方
バーベキューの炭の後始末、2番目は消した炭の捨て方です。
■砂浜や河原で自宅の庭や海岸でのバーべキューが終わる頃って
「疲れて早く帰りたいという思い」
と「楽しさのほろ酔い」
で、気持ちが高ぶったりしませんか?
こんな時にやってしまう後始末が
2、そしてまだ燃えている炭を消火のために撒き散らす
3、海などからすくいあげた水を掛けて消す
4、砂をかける
って行為です。
「炭なんて自然のものだから、大丈夫やろう」
とは思ってのことなのでしょうね。
でも、水を吸って放置された炭の残骸は見られたものではないですよ。
自分たちはやっていなくても、こんな光景を目にしたことがあるのではないでしょうか!?
楽しいバーベキューの後の、使用後の木炭の捨て方はとても大切ですよ。
後始末は最低限のマナーです
バーベキューはマナーを守って周りの人に迷惑をかけないように!
来た時よりも綺麗にして帰りましょう。
地面に埋めたり、そのまま放置するなど、誤った処分方法で廃棄してしまうと、環境破壊に繋がるほか、火事などの大事故に繋がる危険性もあります。
炭は埋めたり、捨てたりしてはいけないものなのです。
必ず持ち帰るようにしましょう。
炭はほぼ炭素でこれは元素と呼ばれるものです。
なので、もうこれ以上変化する事がない最終的な物体で、自然が受け止め分解する事ができないものなのです。
なので、いくら日数がたっても炭は炭
翌年同じ場所でバーベキューを行ったら、その場に存在してるんですよ!
絶対に土に帰らないので埋めるのは厳禁です。
管理者のあるバーベキュー場で炭捨て場がある場合はそこへ捨てても良いのですが完全に火を消してから捨てて下さい。
それ以外はキチンと持ち帰るのが後始末の鉄則です。
■自宅でどう捨てるバーベキュー終了後、火消し壷に入れて自宅に持って帰ってきた炭や灰をどう後始末すればいいか
考えてみましょう。
簡単にいえばゴミの日に出す
コレで終わりです。
ただ、貴方の住んでいる自治体にもよりますが「燃えるゴミ」として出してよい地域
また、「不燃物」として処分しなければいけない地域があります。
今日まであまり深く考えずに、燃えきった灰や炭を捨てていた人もいると思いますが、知ってしまってからにはキチンと調べて、地域にあった後始末をしましょうね。
炭って消臭効果があるから、
捨てるよりトイレなどに置けば役に立つのでは!?
こんなこと、思ったことありませんか?
確かに炭は消臭効果もありますが、焼き臭いが付いてしまった炭は臭いが取れないままですよ。
次のバーベキューの予定が全くない場合、消し炭は捨てちゃいましょうね。
★消し炭の後始末(捨て方)まとめ・キャンプ場管理の捨て場所捨てる
ない場合、火消し壺などに入れ持ち帰る
・自宅ではゴミの日に出す
燃焼ゴミ、不燃焼ゴミは地域の指定による
来年までの保管方法
バーベキューの炭の後始末、最後は来年までの保管方法です。
前にも出てきてますが、一度使って火消し壺で消した炭は「消し炭」と言います。
次に火をつける時に簡単に着火することが出来るので、消し炭は捨てずに次回のバーベキューの時に使う人も多いです。
また、丈夫で軽く持ち運びやすい消し壷は、キャンプ用品店やアウトドアメーカーなどで販売していますよ。
なので、バーベキューの準備品としてひとつ持っておくと便利です。
でも値段が高いので、また使う可能性があるなら是非残しておきましょうね。
バーベキュー時の木炭の使用量って大まかでしか解りません。
足らないとめっちゃ困るし、最近は随分安価でも売ってるのでついつい多めに買いますね。
で、余ったらどうする? 捨てる?
安く販売してるとはいえ、新しく購入するよりは保管しておいて使ったほうが経済的ですね。
未使用の木炭も残しておきましょう。
保管する方法</span>はいくつかありますが、一般的な住居の中で保管すると考えての方法をお話します。
余った木炭を保管する時は、密閉できる容器やビニール袋に乾燥剤を入れ湿気の少ないところに保管しましょう。
それには注意する点が2つあります。
臭いと湿気です。
炭は 脱臭材として使われてもいて、臭いを吸収する性質があるんです。
なので、臭いのついた炭に着火すると、思いもよらない悪臭がすることがあります。
また、湿気も大敵で湿気を含んだ炭は火をつけると爆発する危険もあります。
密閉できる容器やビニール袋に入れて、風通しの良い場所で保管して下さいね。
炭は保存状態が良ければ、いつまでも変わらずに使うことができますよ。
■ビニール袋で保管する場合- 残った炭をビニール袋に入れます。
ビニールの大きさは残った炭の量に合わせて選んで下さい。
最初に炭が入っていた袋の保存状態がよければそのまま使用できますが
少しでも穴などが開いていたり、穴はなくともかなり傷んでいる袋は捨てて新しいものを用意しましょう。 - 乾燥剤をその上に入れます。
ビニールに入れた炭の上にお菓子の袋から取り出した乾燥剤を入れます。
乾燥剤の量は炭の量に合わしますが、残った炭の保管ですから1つあれば十分と思います。 - ビニール袋をくるみます。
出来るだけ炭と炭、ビニール袋と炭の隙間を少なくしてくるみましょう。
空気中には湿気が含まれていますので、なるべく密閉状態にしましょう。
隙間が多いとその分湿気も多いことになりますので注意です。 - くるんだビニール袋をテープで密閉します。
出来るだけ隙間を少なくしてくるんだビニールなのできっちりガムテープで張り合わせましょう。
燃焼していない炭も天日干しして乾燥させて消し炭とともに保管し、次回のバーベキューの燃料として使用しましょう。
また、プラスチックコンテナも保管には便利ですよ。
フタと取っ手の付いたプラスチックコンテナに炭挟みと着火剤も一緒に入れ、使う時はこのまま車にも積めますし雨が降っても中は濡れません。
本体が透明なので残量も一目瞭然、減ったらその分だけ買い足して補充してます。
★残った炭の後始末(保管)まとめ・消し炭は天日干しで乾燥させた後保管
・ビニール袋に乾燥剤を入れ保管
詳細は上記
あとがき
バーバキューの炭の後始末について書きました。
いかがでしたでしょうか?
後始末の重要点
・熱いグリルに水を掛けてはいけません。
・炭の灰を土に埋めたり、海に流したりしてはいけません。
・残った炭は湿気を避けて保管しましょう。
どの方法で炭を消したとしても、バーベキューコンロも含め炭や容器が冷めるまでには時間がかかります。
食べ終わったから直ぐに帰るってことはありえないのです。
なので、帰り準備の1時間前から余裕を持って後片付けしましょう。
アウトドアのマナーを守り他人へ迷惑をかけず、自然に対しての感謝も忘れずに、ゴミや炭の後始末までがバーベキューだと思って楽しんで下さい。
バーベキューを一緒に楽しんだみんなで炭の火を確実に消し、後処理を行い良い思い出を作りましょう。
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