ピーマン嫌いをお料理レシピの工夫で克服しよう!
栄養満点のお野菜だから食べれないって損ですよね。
ピーマンは嫌いな野菜の定番になってしまっています。
子供も大人になっても苦手で克服したいって人も多いですね。
なぜ?
調理方法(レシピ)によっては美味しいと感じられるのかしら?
濃い緑の色でとても健康な栄養素が詰まっている感じがしますが・・。
ピーマンは切ってみるとほとんど空洞で中の種をとると食べれるところは少ないです。
口にして「美味しい」と思わないものは、
基本的に身体に入れなくてもいいんじゃない!
と思いたいですね。
そんなピーマンについて
・子供も大人も嫌いな理由は何
・克服するお料理レシピ
などことを書いていきます。
一緒に考えて、ピーマン嫌いをレシピで克服しましょう。
目次
みんなに嫌われる理由は何?
ピーマンが嫌いな理由はは色々とありますが代表的なのはこれですね
食べた時の味の苦み
これは他のお野菜にもあり、「コレ嫌い!」ってなる原因です。
で、その代表格がピーマンなのです。
◆ピーマンが嫌いな理由のランキング
- 苦み
- 食感
- 舌触り
- におい
- 青臭さ
- 見た目
となっています。
見た目で嫌いなんていうのは「食べず嫌い」感がありますね(笑)
苦い理由は
ピーマンの苦味成分は「アルカロイド」の一種です。
アルカロイドとは、代表的な植物毒の成分で様々な種類があるんですよ。
毒といっても、もちろんピーマンを食べても身体に害は無いのですが、人間にはそのような植物毒を誤って摂取しないように、アルカロイド系の成分に対して
苦味を感じる味覚が備わっているのです。
特に、小さな子供のうちは、少量の毒物でも生命に危険が及ぶため、そのような苦味に対しては敏感にできています。
子供が大人よりもピーマンの苦味を嫌う傾向があるのはそのためです。
においと青臭さはなぜ
嫌いな理由の上位に青臭さやにおいが上がっています。
子供の味覚が大人とは異なる事を理解せず、子供の頃に苦手な物を食べる事を強要された事で、心理的にその食材に嫌悪感を持ってしまう事もあります。
幼少期に苦手意識が刻み込まれてしまうと、大人になってもなかなかそれを食べられなくなってしまう場合があります。
では他の食材のように形を変えてピーマンとわからないように調理したとしても、ピーマンだけは難しいです。
細かくしても溶けるような食材ではないし、色やにおいで絶対にピーマンだとばれてしまいます。
またピーマンを細かく刻むということは、ピーマンの繊維を細かく切っているので、苦みや独特の香りが出やすくなっていることもありますよ。
ごまかせないだけでなく、意外ともっと食べづらくなっている可能性もあり「おいしくない、苦いイメージ」が先行してしまっているかもしれません。
ビーマン嫌いな大人が克服できるレシピ
★細切り豚肉とピーマンの炒めもの
・ピーマン 6個
・赤ピーマン 2個
・豚肉 300g
・しめじ 1パック
・酒 大さじ1/2
・しょうゆ 大さじ2.1/2
・片栗粉 大さじ1
・サラダ油 大さじ2
・ごま油 大さじ1/2
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・水 大さじ2
・丸鶏がらスープ 大さじ1
・こしょう 少々
- 豚肉は5㎝幅の細切りにしボールに入れ、酒・しょうゆで下味をつけ片栗粉をまぶします。
- ピーマンと赤ピーマンはヘタを取って半分に切り、種を取って5~6m幅の斜め千切りにします。
- しめじは石敷きを切って1?2本ずつにほぐします。
- フライパンにサラダ油大さじ1を入れしめじを中火で炒め、しんなりしたらピーマンと赤ピーマンを入れ炒め「丸鶏がらスープ」をふる。
- 分量の水を加え、水気をとばすように炒め、器に取り出します。
- フライパンをふきサラダ油大さじ1を入れ、豚肉をほぐすように炒めます。
- 肉の色が変わったら酒をふり、砂糖.しょうゆ1・1/2.こしょうで味を調えて炒めます。
- 野菜を戻し入れて強火で炒め合わせ最後に胡麻油をふって完成です。
ピーマンは細く切ってしんなりするまで炒めると苦みやにおい・青臭さが抑えられます。
調味料の分量や内容を好みで変えたり、同じ材料で甘味噌炒めをするとお酒のおつまみにも最高ですよ。
ビーマン嫌いな子供が克服できるレシピ
★ピーマンの肉詰め
・ピーマン 6個
・合いびき肉 300g
・玉ねぎ 1/2個
・パン粉 2分の1カップ
・牛乳 大さじ2
・卵 1/2
・小麦粉 大さじ1
・塩.胡椒 各少々
たれの材料
・オイスターソース 大さじ2
・みりん 大さじ1
・酒 大さじ1
・水 100cc
- 玉ねぎはみじん切りにして耐熱ボールに入れ、ラップをして500wで3分加熱し、冷ましておく。
- パン粉・牛乳・卵を合わせ馴染ませておく。
- 冷ました玉ねぎと混ぜたパン粉にひき肉を入れ、塩・胡椒を合わせよくねる。
- ピーマンは洗って、よく拭いてから半分にカット。
- ヘタを落とさないように、種だけとる。
- ビニール袋にピーマンと小麦粉を入れ、良く振って馴染ませる。
- 隙間が出来ないようにピーマンにたっぷり肉を詰め、上にもこんもりする位のせる。
- 熱したフライパンに油(分量外)をひき、お肉を下にして焼き目をつける。
- お肉を下に向けたまま、たれを合わせたものを加え、蓋をして蒸し焼き。
- 蓋をとり、たれを煮詰める。
苦手なピーマンを親子で調理にチャレンジしてみて下さい。
この克服レシピのデメリットは、食べるときにピーマンのほぼそのままの形が目に入ることです。
でも嫌いな理由は独特の苦味が一番です。
納得して形あるピーマンを口に入れるまでの工程を楽しみイメージを払拭しましょう。
お肉をこねたり、ピーマンのタネをとったり、比較的簡単で安全、お子さんにとってもやりがいを感じられるレシピです。
お肉もしっかり入っているし、油で炒めているので、ピーマンの苦みや独特の香りを、少し抑えてくれる役割をしています。
オイスターソースをケチャップに変えたり、子供の好みに合わせたソースも作りましょう。
ピーマンを丸のままのレシピなのに、みじん切りよりもずっと食べやすい味に仕上がりますよ。
食べないと栄養が足りなくなる?
私はピーマンは嫌いな方です。
食べなくていいのなら取り除きたい苦手な味です。
でもあの濃い緑の色と苦みには栄養があるのでしょうね。
幼稚園の頃まで私は、庭で菜園していた島唐辛子が赤くなると「美味しい」と考え食べては「辛い」と泣いていたそうです。
親や兄姉がどんなに注意しても、収穫時期になると小さいころからいつも食べては泣いてたと、今でも言われてます。
小学校にあがり知恵もつき、やっと口に入れなくなりましたが・・ピーマンが赤く色ずくまで畑においてあるとその「辛い」の感覚がよみがえります。
そのせいもありピーマンもですが赤ピーマンやパプリカも苦手なのです。
ピーマンは中南米が原産のとうがらしの一種です。
ですから品種改良されてもやはり独特の苦みや食感がありますね。
ピーマンもしし唐の仲間だったんですね。
しし唐は最初から唐辛子の仲間で辛い物だと認識していて、丸ごと天ぷらにしても美味しく食べれるのに・・。
どうしてもピーマンは「苦い、青臭い、嫌い!」と形を見ただけで脳が拒否反応を見せます。
でも、しし唐が大きくなっただけと考えると、ピーマンのわたの部分に栄養があるっていうのも信じられるようになりました。
ピーマンのワタは実の部分より苦味が強いので取り除くことが一般的です。
でも最近ではゴーヤーのワタの部分もですがピーマンのワタも身体に良いと言われていますね。
生命力が みなぎる種と、発芽に必要な白いワタには、緑の部分の何十倍もの栄養があります。
血流を良くし、冷え性を治す効果があるそうですよ!
- 実際はピーマンの種に毒はないようで、丸ごと食べるレシピも紹介されています。
- 種にはカリウムというミネラルが豊富に含まれていて、種ごと食べればさらに栄養価がアップする
- カリウムは、身体の中の余分な塩分を排出する働きがあります。
- ピーマンの白いワタと種には冷え性を治し、血流を良くする成分がたっぷり含まれる
- 皮はそれらに比べれば栄養的にクズに等しい
・・本当にそうなのでしょうか?
種を取って細切れにしたり悩みながらピーマン嫌いを克服しょうと頑張っている今の私には、丸ごと種もワタもなんて考えられません。
でも、しし唐は苦手といいながらもなんとか食べれているので、身体が受けつけないわけではないのですから努力したいと考えます。
実をいうと友達に玉ねぎがまったく食べれなくて、食べないでいい生活を40年もやってる人がいます。
食事の時にスパッゲテイやどの料理に入っていても取り除いてそばに置くんです。
その子はピーマンも嫌いで、ピラフを注文したときなんかはみじん切りされたピーマンとたまねぎも先によけるんです。
さすがにそれはないでしょう?
作ってくれた人やお店の人がどう思うか?
考えないのかな?
嫌いなものが入ってるなら注文しなきゃいいのに!
その姿を見ている私まで恥ずかしい気分になりました。
自分もですが子供にも好き嫌いがないようにしたほうが良いと考えてしまいます。
あとがき
ピーマンが嫌いな理由や克服レシピについて書きました。
いかがでしたでしょうか?
ピーマンはトマトの4倍にもなるたっぷりのビタミンCを含む健康野菜です。
ピーマンが昔食べれなかったって大人も多いですね。
そんな方は理由を考えてみて、自分の子供には楽しく食べてほしいと努力してみましょう。
でも子供の味覚が大人とは異なる事を理解せず、子供の頃に苦手な物を食べる事を強要された事で、心理的にその食材に嫌悪感を持ってしまう事でしょう。
幼少期に嫌いな意識が刻み込まれてしまうと、大人になってもなかなかそれを食べられなくなってしまう場合があります。
子供の年齢や時期にあわせて、
「その野菜を認識し、納得して口に入れる」
という姿勢も、野菜ぎらい克服には、とても大切な要因だと思います。
子供だけでなく大人もピーマンを食べることに対して少しでも前向きでないと、いくら口に入ったとしても、受け入れることは難しいですよね。
ピーマン嫌いを克服するレシピでは「繊維に沿うように縦に細く切る」ってことが重要です。
この切り方の方が、苦みや香りを少し抑えることが出来ますよ。
彩りを考えて、パプリカの赤や黄色、そしてピーマンの緑と大好きなお肉を工夫したレシピを試してピーマン嫌いを克服しましょう。
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