新生姜を上手に保存する方法は調理の有無によって変えましょう。
夏に多く出回る新生姜
通年手に入るひね生姜(土生姜)にはない、みずみずしい食感と爽やかな辛味が特徴的ですね。
この新生姜って、とても傷みが早い野菜なんです。
しかし日頃のご飯のお供にはピッタリの食材で
・新生姜の佃煮
・甘酢漬け!
などの調理方法でとても美味しくなり、出来れば長く楽しみたいものですね。
そこで、
今日は新生姜を上手に保存する方法(冷凍、冷蔵)をまとめてみました。
ひね生姜(土生姜)との違い
新生姜を美味しく頂いたり、長く保存する方法を知りましょう。
それにはまず、新生姜と土生姜との違うや特性を知ることも大事ですよ。
新生姜は
6月から8月にかけて早めに掘り出し、収穫してすぐに出回る生姜を指します。
ひね生姜は
収穫したものを2か月以上保管してから出荷される生姜です。
そのため、ひね生姜は繊維質となり、色も濃く辛味も強くなるのですよ。
生姜に含まれる主となる栄養素は下記です。
・血行を良くする作用のあるショウガオール
これは双方共に同じように含まれています。
新生姜には上記に加えフレッシュな香りのもととなるシネオールが多く含まれてるんですよ。
このシネオールの効能には食欲を増進させる作用があります。
なので
市場に出回る旬の頃には、夏バテ対策にぜひ摂っておきたい食材と言えますね。
新生姜の保存方法
我が家では新生姜を畑で栽培してるので、旬の頃には一気に沢山収穫します。
食べ方は佃煮に甘酢漬け!
この2つの新生姜の調理方法がやっぱり美味しいと思っています。
なので
旬の時期に大量に収穫し大量に調理します。
そして
半分以上をお裾分けして残りが自己消費となり、殆どを保存するとなるわけです。
この新生姜って調理した場合としない場合で保存方法が変るんですよ。
ココからはそれぞれの保存の方法について書いていきますね。
調理せずに保存する方法
もし貴方が手に入れた新生姜がすぐ食べきれるくらいの量だったら
湿らせたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保存すると3~4日程はもちます。
しかし状態がどんどん悪くなっていくので、なるべく冷凍保存した方が良いですよ。
もし新生姜を特に調理せずに保存するのであれば、以下の方法で冷凍保存しましょう。
繊維に沿って薄切り、あるいは千切りにして調理1回分ずつの小分けにし、ビニール袋に入れて冷凍。
調理の時は解凍せずにそのまま用いる。
丸のまま冷凍保存し、使う際に凍ったまますりおろして使用します。
(解凍すると水分が出て風味が落ちてしまう)
調理して保存する方法
新生姜を甘酢漬けや佃煮などにしてから保存する方法です。
我が家の場合は殆どこの保存方法になっています。
調理したものは汁ごと蓋付きのホウロウ容器や瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
その調理の際にはポイントがあるので、下記に紹介しますね。
- ホウロウ容器や瓶は煮沸消毒しておくこと。
- 新生姜は皮をこそげとり、できるだけ薄くスライスすること
(その後、調理方法によっては千切りやみじん切りにする)。 - 切った新生姜は、調理前に熱湯に1~2分くぐらせて、水気を良く切ってから使うこと。
- 甘酢漬けは
容器に下ごしらえをした新生姜を入れてから、煮立てて冷ました甘酢を注いで蓋をします。
このことで、密封に違い状態になり長く冷蔵保存ができます。 - 佃煮は
鍋に下ごしらえした新生姜と調味料を加え、少し汁気が残るくらいまで煮て、冷ましてからそのまま保存容器に移し蓋をします。
どちらの物でもこのまま冷蔵庫で保存すると
「作った翌日から1年程度は美味しく食べる」
と一般的に言われています。
ですが・・・
実際のところ我が家では
(ほぼ2年に1回しか作らないので)
・佃煮は1年半位保存した物も問題なし
(ジップロックに小分けして保存)
というようにして美味しく食べています。
まぁ甘酢漬けはその名のとうり酢で漬けますからね。
冷蔵保存で、ほぼ賞味期限はないといってもいいですね。
あとがき
新生姜の保存の方法について書きました。
いかがでしたでしょうか。
新生姜には
・血行を良くして身体を温める成分
・殺菌作用のある成分
など、身体にとって嬉しい成分がいっぱいです。
上手な保存方法をすれば、一年を通してその恵みをいただくことができます。
ぜひ新生姜を美味しく保存し、健康な身体づくりに役立てましょう!
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