新盆でお参りの服装は※夏の格好は涼しく、でもマナーも必要ですね

新盆にお参りはどんな服装で出かければいいものか!
暑い夏だからこそ、悩むことも多いですね。

新盆の服装で夏服は

新盆に招かれた事はありますか?

関東甲信越では新盆(にいぼん)や(しんぼん)と通常呼ぶんですよ。
他の地域では初盆(はつぼん)ともいいますね。

呼び方は様々ですが、どれも同じで四十九日が来る前にお盆になる場合以外、亡くなってから初めて迎えるお盆の事です。

告別式やお通夜とは異なり、初盆は家族の方から直接招かれるものです。

なので
親戚ではなくても親しい間柄であることが殆どですが、親しき仲にも礼儀ありで、かえって服装など気を使うかも知れません。

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でもこの時期、夏真っ盛りで暑いんですよね。

夏の季節には、マナーを考えつつも涼しい服装ででかけたいものです。

今日は新盆に招かれた時にはどのような服装で出かければいいのか

一緒に考えていきましょう。

平服とは、夏なら

新盆に参列する場合の服装はマナーの一部でもありますね。

先方から服装について全く何も伝えられてない場合は、
「何をお召しになりますか?」
と尋ねてみるといいですよ。

地域の風習や家のしきたりみたいなもので、それぞれ違うことがありますので、服装について尋ねることは失礼なことではありませんよ。

また、夏用の喪服を準備しつつグレーやベージュなどの地味な色で襟のあるものを着ていくのもひとつの手ですね。

みんなが告別式とほぼ同様の喪服の場合もあれば、喪服を着ていったら一人だけで場違いだったりと、本当にその家によって様々なのですから、準備していくことに越したことはありませんね。

新盆 服装 夏

一般的に新盆に伺う時は平服で良いとも言われてます。

「平服って普段着のこと」
「夏だから、TシャツにシーパンでOKかな?」

なんて思う人もあるようですが
夏の暑い時の新盆とはいえ、この服装はNGです。

平服というのは普段着の事ではないです。

実はこの言葉とっても意地悪な表現なんです(笑)
まるで常識を試されているかのような気になるんですよ。

コレが何かと言うと礼服を略したものを指します。

と言っても、結婚パーティーでの平服と初盆での平服は勿論違います。

つまりその場の第一装を知っているのが前提なんですよね。

だから、
「新盆に適した服装をして来てください」
って事になるんですよ。

でも逆に考えると
「平服でいいよ!」
「気軽にきて」「楽な服装で!」

とか言われても、
きちんとする事を意味しているので、どのような服装にすればいいか分かり易いかも知れません。

例えばこんな格好になります。

★男性
スーツまたは白いシャツにブレザー
★女性
スーツまたは地味なワンピース
★子供
小中高生は制服が好ましい

また、夏用の喪服も含まれますので構いませんよ!

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具体的に何を着る?

新盆でお寺に行くことやお墓参りする事が分かっていれば、どんなにラフであっても、地味な色であまり肌の出ていない服が良さそうなのは何となく想像がつきますよね。

とにかく夏の暑い時なので
「涼しい楽な服装で」「いつも通りで」
という事であれば、このような服装にしましょう。

    ★男性

  • 上はグレーや紺、黒などの落ち着いた色のポロシャツ
  • 下は革靴を履いても違和感のないズボン
  • 足元は革靴(色は黒・茶系)
  • ★女性

  • 清楚な黒以外のワンピース
    (華やかな柄は避けてね)
  • 足元は地味なローヒール
    (高すぎなければハイヒールでもOK)

夏なので男女とも半袖で構いませんが、長袖で軽く羽織れるものも用意しておくと尚いいですよ。

新盆の服装 夏の平服

■平服でと言われた場合は
    ★男性

  • スーツか喪服
  • シャツは白(半袖でもOK)
  • ネクタイは地味な単色かストライプ
  • 足元は革靴(色は黒)
  • ★女性

  • 夏の喪服か地味な色の柄のないワンピース
  • 上下別であればやはり柄無しで、上か下のどちらかは黒にしましょう。
  • 足元は黒色のローヒール
  • ★子供

  • 制服があれば制服を
  • 私服なら親の服装に馴染む服装

自宅でお経を唱えるなら、エアコンがあることを望めるのでいいのですが、お寺やお墓でとなると暑くて汗をかきます。

薄い色のスーツやワンピースだと、汗ジミが目立つことが有りますので注意しましょう。

新盆の服装 夏の礼服

マナーについて

大切なのは何の為の行事かという事です。

まずは仏さまになって初めてのお盆を親しい人達で出迎え、一緒に過ごすということを考えましょう。

次に、招かれる先のご家族の意向を知ることが大切です。

不祝儀袋にお金を包む事時、その表書きは“御供”であったり地域によっては“提灯代”だったりしますが、自分の立場でどうした方が良いか分かり兼ねる場合は、先方に聞いてしまうのが一番です。

服装のマナーについても先方の意向を知るようにしましょう。

こちらが良かれと思って喪服など伺うと、先方はいつもの法事で軽装で済ましていても、それ以上の服装を用意しない訳にはいきません!

暑い夏にお互いがつらい思いをすることにもなりますよ。

先方の家族でなく、他の出席される親族等でも構わないので、服装について尋ねるようにしましょうね。

あとがき

新盆の服装、暑い夏にはどうする?ってことについて書きました。
いかがでしたでしょうか

初盆は本当に様々なパターンがあります。

  • 当日お寺に行くのか
  • お寺にお墓があるのか
  • 離れたところにあるお墓にお参りに行くのか
  • 招かれたお家にお坊さんが来るのか
  • それとも皆で集まってご飯を食べるだけなのか

それを知るだけでも夏の服装をどうするかの目安になります。

各家庭によって行い方が違いますので、初めてお伺いするお宅の場合は服装を尋ねるほうが絶対いいですよ。

暑い夏ですからね
聞かずに喪服で訪問するのは避けましょうね。

亡くなった方の事を偲びながら服装を選ぶのも良いご供養になるのかも知れませんね。

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